子ども達の周りには、生まれたときから”数”の要素がたくさん潜んでいます。
”目は2つある” ”お父さんは背が高い” ”看板の形が丸い!”などなど…
普段は数のことなんて意識していませんが、ふと考えると私たちの周りにはたくさんの「数」が潜んでいると思いませんか?
そんな数を、この幼児期には教えるのではなく、触れるきっかけをたくさん作ってあげることが大切なんです。
「赤と緑のテープ、どっちが長いと思う?」
先生が、2本のテープを準備して聞きました。子ども達は
「赤!だって赤の方が長いもん!」うんうん、確かに。見たところは赤が長そうです。しかしこんな声も。
「けどさ、緑を伸ばしてみたらわからないんじゃないー?」
じゃあ、伸ばして確かめてみよう!と、伸ばしてみました。
伸ばしてみたら、子ども達が想像していた以上に緑が長かったようです。
伸ばして比べてみる、という経験をすることができましたね!
その後は、子ども達の中で「長いもの」と思うものを持ってこよう!ということになりました。
たくさん集まったら、さっきのテープの横に並べてみて改めて2本のテープの長さ比べ。
緑の方がたくさん道具を並べました。ということは、やっぱり緑の方が長い!
すると、一人のお友だちが「ねえねえ、僕たち人間を並べたらどうかなー?」という提案が。
そこで、みんなで寝そべって自分たちで計測してみました。
自分の身体を使って長さを測ろう!そんなナイスアイデアまで生まれた楽しい課業の時間でした。
【パン給食:ふらんす館】
ウインナーパン きび砂糖パン