2015年10月の様子

10月の様子
2015.11.12

【実り多い10月でした】
園庭の桜の葉もすっかり赤く色づき、園庭は、落ち葉で真っ赤なじゅうたんを広げたように見えます。
10月は、運動会、動物園見学、公開保育と大きなイベントがあり、たくさんの経験ができた実り多い月でした。子どもたちは、どの行事にも喜びを持って、張り切って参加してくれました。今回の経験がつぎへと繋がっていくように、11月も準備をしていこうと思います。今月もよろしくお願い致します。

【うんどうかい】

今年の運動会は、「てとてをつなごう」というテーマで開催しました。
世界中の子どもたちと大人が心を通わせ合い、平和で温かな世の中になるように願いを込めて行いました。
子どもたちは、運動会の練習に意欲的に参加し、普段とは違う活動をとても喜んでいました。大きい組さんにとっては最後の運動会、日頃は自信が持てずになかなか自分で動けない子も、運動会の練習では小さい組さんの手をしっかり握り一生懸命みんなを引っ張っていく姿はとっても輝き、自信に満ち溢れていました。
初めての運動会だった小さい組さんは、パラバルーンの練習が始まった当初は、バルーンの大きさに圧倒され涙する子もいましたが、隣で優しく声をかけて一緒にバルーンをしてくれるお兄さんお姉さんに勇気をもらい、すぐに楽しむことが出来るようになりました。少しお兄さん・お姉さんのまん中組さんも「一緒に頑張ろうね」、「こわくないよ」と小さいお友だちに声をかけている姿に成長を感じました。当日も、会場全体が一つとなり、暖かな応援の中で、楽しい運動会となりました。たくさんのご声援、誠にありがとうございました。

運動会の練習が始まりました。  大好きなミッキー体操。
ドナルドダックになってジャンプするのが、
とっても楽しくてみんな大喜びです。
今年のパラバルーンは「愛しのライリー」に
合わせて行いました。
うんどうかいは初めての小さい組さんですが、一生懸命に頑張っていました。
マットの上で動物歩き。かわいい動物さんがいっぱいです。
大きい組さん、リレーの練習は本気でかっこ良かったです。
スタートの合図が出るまで、ドキドキします。
  バトンを渡す時は、「ここだよ」と声を掛け合って上手にできるように何度も練習をしました。
本番もうまくいくといいね。
  風を切って走る姿は、下の子どもたちのあこがれの姿でした。

 

運動会本番

 

【スカイタワーできたよ】

「スカイタワー作ろう。」と構造遊びが始まりました。だんだん高くなってくると机に椅子を使って積み重ね、それでも届かなくなってきて、「そうだ、大場先生と安部先生に頼もう!」と体操の先生にお願いをしてお手伝いしてもらいました。
背の高い先生も机の上に登ってお手伝い。子どもたちは「ドキドキするね。」と言いながら、小さな声で「頑張れ、安部先生」と応援していました。先生と子どもたちが一つになり、共同して天井までつく高さのスカイツリーが出来上がりました。

色積み木でドミノ作りに挑戦。「そうっとね」

 

【福岡市動植物園見学に行ってきました】

10月16日(金)に子どもたちが楽しみにしていた動物園に社会見学で行ってきました。当日を迎える前から、「ゾウがみたい」、「おサルさんもみたいなー」、「観覧車あるよね」などなど、子どもたちは口々に心待ちにしている事を話してくれました。当日は、お母さんに握ってもらったおにぎりを持って園バスや大型バスに乗り、動物園へ出発しました。現地では、大勢の人々がいる中、大きい子がしっかりと小さい子の手を繋いで、動物園の中を見学しました。坂が多い動物園に「もうつかれた~」という小さい組さん。「頑張ろうね」と声をかけてくれるお兄さん・お姉さんの姿に心が温かくなりました。

楽しみにしていた動物園に着きました。どんな動物がいるのか楽しみです。
「この鳥はなんだろう?」みんな興味深々です。
 「こっちは何がいるのかな?」
「シマウマの模様がきれいだね。」と子どもたちはじっくり見ていました。
  「これなんだ?」と言っている子に「ダチョウだよ。飛べない鳥だけど走るのがすごく速いんだよ」と
優しく教えてくれました。
  サイのところへ来たとき、サイは1匹で寂しそうでした。
すると、子どもたちが「サイくーん、元気出して~」と声をかける姿がとてもかわいかったです。
「サイくーん」と声をかけていました。
「キリンの首は本当に長いね。」、「舌が二つになってるんだよね。」みんな知っている知識をたくさん聞かせてくれました。知らない子もたくさん物知りになりました。
 「ゴリラは、お休みのお父さんみたいだね。」と笑っていました。
お昼ご飯はお母さんの手作りのおにぎりを頂きました。「とってもおいしかったです。」
  「どの猿がボスかな?」サルを見てると楽しくて子どもたちもなかなか前へ進みませんでした。

 

【バザー開催】

10月25日(日)、教会主催のバザーがありました。保護者の方々もたくさんの手作り品を出して下さり、幼稚園コーナーも大人気でした。先生たちは、「わなげ」、「ボール投げ」、「綿菓子」、「飴つかみ」を担当しました。今年の景品は昨年より豪華な賞品が多く、子どもたちは何度も挑戦しお目当ての景品をゲットしていました。


【大きな大きなお芋が掘れました】

10月30日(金)、いつも子どもたちの為にお芋を作ってくださっている飯地さんの畑へお芋掘りに出かけました。
先発隊で体操の先生が畑に行って土を掘り起こして下さり、子どもたちは柔らかい土の畑でお芋を掘ることが出来ました。
「みてみて、ここにもおいもがあるよ」「なかなか出てこない、だれかてつだってよ~」と大騒ぎしながらもとても楽しそうにお芋を掘っていました。
実際に土に触れ、固い土の中で大きく育っているお芋に目を丸くして驚く表情や、自分の掘ったお芋を大事にそうに持って帰ろうと抱きかかえている姿はとても微笑ましかったです。貴重な体験をさせて下さった飯地さんに心から感謝でした。
降園時には、お土産のお芋を持ちながら「大学芋にしてもらおうかな」、「おいものてんぷらがいいな」とお母さんに作ってもらうお芋料理について話していました。さて、どんなおいしいお芋が食べられたかな?

お芋の横には青々と茂る白菜が植えてありました。丁寧にお芋を育てて下さっています。
幼稚園に帰ってから園庭でお弁当を食べました。
  大きなさつまいもと頂いた大根の中に脚の形をした大根発見。自然の力ってすごいですね。

 

【園内研修:公開保育】

10月20日・21日は、ハンガリーよりトルダ・イロナ先生をお招きして園内研修と公開保育を行いました。
2クラスの子どもたちの様子を見ていただきました。日ごろの遊びをしている姿を私たちとは違う観点で子どもたちを見て下さり、助言をして頂くことで、改めて気づかされたことが沢山ありました。その中でも、「毎日新しい目で子どもたちの姿を観てください」という言葉に、保育者として一人一人を正しい目で見ていく事、寄り添う中でその子に必要な言葉を伝えていく事の大切さを感じました。

 

【そらまめ組さん】

5月から始まった「そらまめ組」さん、ずいぶん幼稚園の生活に も慣れてきました。お友だちも4名から1名増えて、現在は5名のお友だちが毎 日幼稚園に来てくれています。気の合う仲良しのお友だちもできて、仲良く遊ぶことが出来るようになってきました。時々、お互いの意見が ぶつかることもありますが、保育者が上手に間に入ってお互いの気持ちを確認しながらクラスの関係づくりをしています。一つ一つが経験です。うれしさ、悲しさ、悔しさ、たくさんの感情を感じながら成長していっています。10月の運動会後から、11:30降園から12:00降園となりました。
水曜日にはパン給食、月,火,木,金曜日はおにぎり弁当を持ってきて食べて帰ります、少しずつ 時間が長くなり、リズムもできて毎日生き生きと活動しています。