2014年7月の様子
「大きい組」の子どもたちは、年長だけの一大イベントである「キンダーキャンプ」を終園式翌日に行いました。年少の頃は、お母さんから離れることもできずに涙を流していた子どもたちも、今では元気に「一人でお泊りをする」と言えるまでになりました。キャンプの準備をする「キャンプごっこ」を始めた当初は、「私、泊まらないよ」、「僕行かない」と言っている子もおり、内心「今年の大きい組さんは大丈夫かな」との不安もありました。しかし、徐々に表情が落ち着き始め「少しなら行ってみようかな」と前向きな発言も増えてきて、当日は全員参加でキャンプを迎えることができました。秘めた子どもの力は、本当に素晴らしいと感じました。
今年のキャンプは油山で大自然に触れながら生き生きと活動をしました。「先生、緑がきれいだね」、「水が冷たいね」、「福岡ドームが見えるよ、すごいね」など次々に言葉が飛び出してきました。暑い日ではありましたが、坂道を登っていく途中途中で吹くさわやかな風に励まされ、チェックポイントの赤いつり橋まで登っていくことができました。また、自然観察センターでは、油山に住む動物のはく製や虫を見ることができました。その後、お土産の押し花しおりを一人ひとり作りました。大満足でした。
幼稚園に戻り、夕食には手作りの美味しいカレーライスを食べました。夕食後は、園庭で「キャンドルサービス」を行い、各クラスともスタンツを披露し合い、みんなで楽しみました。スカーフを巻いたり、麦わら帽子を被ったり、それぞれ衣装も工夫して大変盛り上がりました。「キャンドルサービス」後は、シャワーを浴び、パジャマに着替えて礼拝堂で全員一緒に眠りにつきました。寝る前に涙が出る子もいましたが、無事にみんな眠りにつくことができました。次の朝には元気に起床し、昨日より自信に満ち溢れた表情の子どもたちになっていました。この夏のキンダーキャンプが、大きい組の子どもたちをさらに成長させてくれたように思います。2学期には一層自信に満ち溢れ、仲間同士の関係もより強くなり、年長の子どもたちは充実した幼稚園生活を送ってくれることでしょう。 どうぞ、暑い日々が続きますが、皆様くれぐれも健康に気を付けて、また、怪我や事故のないよう楽しい夏休みをお過ごしく下さいますように。2学期にまたお会いできる日を楽しみにお待ちしております。
油山ってどんなところだろうね。どきどきするね。
頑張って油山を登り、赤いつり橋に到着しました。子どもの笑顔に大自然も喜んでいるようです。
高いから福岡市がよく見えるね。みんなの住んでいる場所はどこかな?
≪川の水がきれいだね≫
さらさらと流れる水の音がとても涼しく、ひんやりとして気持ちのいい空間でした。
≪自分たちでできるよ≫
もう少しできれいに敷けるね。どんな夢が見られるかな?
避難訓練をしました(火事)。園内放送が聞こえ、すぐに先生の誘導に従って外へ避難しました。
みんな約束を守って素早く行動することができました。
7月3日「父母の会」では、「まめっちょ」の松尾三保子先生と
からだ環境総研」の柴田英俊先生より講演をしていただきました。
子どもたちも大好きな数え歌を道具を使って紹介していただきました。
「いもにんじん」です。
「からだ環境総研」の柴田先生より、紫外線の問題や子どもの元気な足を養う方法についてお話しをして頂きました。
7月6日に「同窓会」を行い、3月に卒園した子どもたちと再会しました。
数か月ぶりではありますが、子どもたちはしっかりとした小学生の表情になっていました。
年中さんのプールの時間。
先生のお話をよく聞いて楽しく入りましょうね。楽しくて笑顔がこぼれます。
ビート板を使って泳げるかな?