2014年12月の様子

12月の様子
2014.12.08
【2学期が無事に終わりました】

2学期は、1年で最も忙しい時期です。「運動会」・「感謝祭」・「おいも堀り」・「みかん狩り」・「クリスマスページェ ント」など行事が盛りだくさんでした。
子ども達は、日ごろ集中して遊ぶ時間がありますが、行事前には少し遊びが制限されることになります。中には「練習ばっかり いやだよ、もっと遊びた い」と不満をぶつける子どももいました。しかし、大きい組さんが小さいお友だちに「頑張ろうね」と優しく声をかけてくれたり励ま してくれたおかげで、一 人ひとり一生懸命頑張ることができました。
12月11日・12日のクリスマスページェントでは、各学年の子ども達が心を合わせて、素晴らしいクリスマスページェン トを披露してくれました。当日までは「ドキドキするから、いやだな」と言っていた子どもたちも、本番では堂々と立派な姿を見せて くれました。子ども達自身が喜んでイエス様のお誕生をお祝いすることの出来た2 日間でした。改めて一人ひとりの成長を感じました。子ども達の純粋できれいな心に私たち大人の方がいつも励まされ勇気を与えられ ているように思います。2015年も子ども達にとって幸せな1年となりますようにお 祈りしています。

 

【心温まるクリスマス・ページェント(降誕劇)】
2014年度のクリスマス祝会が12月11日・12日に行われました。
年少さんは初めてのクリスマス祝会でしたが、可愛い天使の歌声を聴かせてくれました。年中さんは、劇の間に聖歌隊として立派 に讃美歌を歌って盛り上げてくれました。
年長さんになった子ども達は、去年のページェントが終わった段階で、すでにどの役になりたいかを決めています。今年も、練習 を始めると子どもたちから「私、大星にな りたい!」、「僕は〇〇君が羊飼いをしていたから羊飼いがいい!」とすぐに声が上がりました。子どもたちは、それぞれやりたい役を出 し合い、まず自分のなりたい役をやってみることから始 めて行きます。場合によって、一つの役が2~3人になったり、一方誰もなり手がない役もあったりしますが、どの子も一度は自分のなり たい役を演じてみます。そのような過程を経て、最終的にそれぞれの役を決めていきます。ただし、一つの役に何人もの希望者がいて、な かなか決まらず時間が掛かることもあります。それでも、絶対に「じゃんけん」で決めたりせず、納得がいくまで子ども同士で話し合いを して決めます。話し合いながら互いの気持ちを伝え合うことで、受け入れた り、受け入れられたりという経験も積んでいきます。今年も、役決めをするまで何度も話し合いを重ね、時には保育者も間に入りながら決 めていきましたが、最後には、みんな気持 ちよくそれぞれの役を決めることができました。練習の間は、なかなか集中できなかったり、声が出なかったり、自信が持てなかったりと 難しい場面もありましたが、練習を重ねる度に一つにまとまって行きました。当 日は、会場が一つとなって温かいクリスマス・ページェントになりました。
弥生幼稚園のクリスマス・ページェントは全員が参加するページェントです。私たちは皆で一緒に心を合わせてイエス様のお誕生 をお祝いすることが、神様への何よりのささげものだと考えてます。2000年もの昔、遠いベツレヘムの町でお生まれになったイエス様 を最初にお祝いした人々に思いを馳せつつ、今年もクリスマスをお祝いすることができました。ありがとうございました。

【ページェントごっこ】
12月はクリスマスページェント(降誕劇)がありました。大きい組さんになるとページェントの劇に出ます。一方、大きい組さ んになるまでの間、小さい組さん・まん中組さんは、大きい組さんのページェントでの格好良い姿に憧れを抱いて過ごしています。そのた め、クラスでの「ページェントごっこ」は、年齢に関係なく参加でき、また自分のやりたい役ができるので、みんなで盛り上がります。 「ページェントごっこ」通して、子どもたちはいつの間にかすべての役のセリフや 歌や動作を覚えてしまいます。弥生幼稚園のページェントは、日頃から子どもたちが楽しみながら役を覚えていくので、大きい組さんに なっても喜んで参加できるものになっています。ページェントが終わっても、楽しい「ページェントごっこ」はまだまだ続きます。

【12月生まれのお友だち、お誕生日おめでとうございました。】
12月は15人の子ども達がお誕生日を迎えました。一つ大きくなった子ども達は、園長先生に祝福のお祈りをしていただいてうれしそうな 表情でした。お誕生日はどの子にとっても特別な日です。また、12月はイエス様のお誕生日であるクリスマスもあります。これからも神様の子どもとして心優しく成長していって下さい。

【恐竜博物館】
男の子は構造遊びが大好きです、年齢が上がるにつれ構造物はより複雑になり、平面での遊びから高さも出て立体的になっていきます。最 近はどのクラスも高さのある複雑なものがたく さん出来上がり、その中で役割遊びへと発展している様子がよくみられます。恐竜博物館を作る際も、子どもたちにとっては、より本物らしく作り たいという思いがあり、随分悩んでいまし た、隣のクラスで恐竜や博物館に詳しいお友だちを呼んできてアイデアを提供してもらう様子は、年長児というよりも科学者同士が話しているよう に見えました。 互いのことを認め合い尊敬し合える関係は素晴らしいと思います。


恐竜博物館ができました。

【散髪屋さん】
2学期も残りわずかとなりました。大きな行事であるページェントをやり終えたことで、子ども達の関係も一段と深まり、遊びに も変化がみられるようになりました。
これまで、なかなか役割遊びに参加できなかった子どもが、ページェントを経験したことで自信がつき、役になりきって遊ぶように なりました。散髪屋さんの役で遊ぶ姿に成長と仲間関係の良さを見ることが出来ました。3学期にはもっと盛り上がって遊びが広がってい くことを期待しています。
【おおそうじ】
使ったお部屋と遊具を終園式の日にみんなで掃除しました。
子どもたちは、積み木を一つ一つ丁寧に拭いたり、きれいに積み木の箱に並べ直していました。物を大切にする心が子どもたちの中 に育っていることを嬉しく思いました。「3学期も大切に使おうね」とお話をし、2学期を終えました。

【サンタさんが来てくれました】
2学期最後の日、全園児が礼拝堂へ集まって「終園式」を行いました。子ども達に「終園式って何か 知っていますか?」と聞くと「2学期が終わ る日だよ」、「明日から冬休みなんだよ」と答えが返ってきました。最初の礼拝では、2学期も神様に守られて 無事に過ごすことが出来たことを感謝しました。子ども達の きれいで澄んだ歌声が礼拝堂いっぱいに響き渡り、神様も喜んでくださったと思います。
礼拝が終わり「サンタが街にやってくる」を歌っていると「リンリンリンリン」と鈴の音が聞こえてき て、子ども達に会うためにサンタクロースがやってきました。その姿に子ども達の瞳がきらきらと輝いて、礼拝 堂は子どもたちの笑顔でいっぱいになりました。
サンタさんは、今年1年神様の言葉を聞いて良い子にしていた子どもたち一人一人にプレゼントを渡し てくれまし た。サンタさんからプレゼントを受け取った子ども達の表情は様々で、ニコニコ笑顔の子もいれば緊張して表情 が硬くなっている子もいました。それでも、子どもたちはみんな嬉しいひと時をサンタクロースさんと過ごしま した。いつまでも夢と希望を大切に持ち続けていってほしいと思います。

【おもち、おいしかったね】
12月20日(土)に、お父様方と一緒に「お餅つき」を行いました。当日は残念ながら雨となりましたが、雨に負け ることなくお父様方が力強くお餅を ついてくださいました。お餅つきが初めての子ども達は、大好きなお父さんが力強くお餅をついてくれる姿を笑顔いっぱいで 応援していました。つきたてのお餅は、粘りが強く。子ども達は「おいしい、おいしい」と喜んで食べていました。